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レ・ミゼラブル

ミュージカルは大好きで、機会があれば舞台や映画を
見てきました。

ミュージカルといっても2通りあって、
ウエストサイド物語やサウンドオブミュージックのように
要所要所や、感情が高まると歌い始めるミュージカルは
どちらかと言うとあまり好きではありません。

タモリが嫌っているのもこれですよね(^_^;

もう一タイプは、レ・ミゼラブルがこれに当たります。

初めて生で本格的なミュージカルを見たのは、
私が大学2年生のときでした。

友達と誘い合ってヨーロッパを周遊するツアーに出かけ、
最初の訪問地のイギリスで、チェックインを待つ間に、
ミス・サイゴンのチケット売りが声をかけてきたのがきっかけでした。

それまでの私は、子供向けのちゃちいミュージカルや、
メリー・ポピンズなどの突然歌いだす型のミュージカル映画しか
見たことがなく、全くミュージカルには興味ありませんでした。

行きの飛行機の中で、友人がガイドブックを見ながら、
『ロンドンはミュージカルの本場だから、機会があったら
見に行きたい』と言うのを聞いても、ふ~~~ん、くらいな感じでした。

ところが、ひょんなことからミス・サイゴンを見たところ、
一発でミュージカルに魅了されてしまいました。

40時間近く寝ていないにもかかわらず、
うたた寝するどころではなく目は釘付け。
『これがミュージカルか!』と度肝を抜かれました。

それから、機会があればミュージカルを見るようになりました。
といっても、できればオリジナルの言語で見たい、となると
大抵アメリカかイギリスです。

それでもミス・サイゴンに始まり、オペラ座の怪人、
美女と野獣、スターライトエクスプレスは英語で観ました。

日本でも機会があれば見たいのですが、なんせ田舎在住の悲しさ、
今までに観たのは、美女と野獣(四季版ですね)、
エビータ、クレイジー・フォー・ユーくらいです。

レ・ミゼラブルも観たいとは思っていたのですが、
音楽がちょっと好みではなかったのと、
主題が重いことから、ちょっと敬遠気味でした。

でも、スーザン・ボイルの出ていた番組で、
レ・ミゼラブルのバリケードのシーンが放送され、
歌いながらあっという間にバリケードを築き上げる
迫力の演出に驚き、いつか観にいこうとは思っていました。

そこに(私にとっては)降ってわいたような映画化の話。
なかなか海外にも四季(笑)にも行けない私には
願ってもない話で、早速劇場に観にいきました。

いや~、良かったです。
観終わって10日ほどたつのに、まだ音楽が頭から離れません。

ぶっちゃけ最初は、外れだったかなーと思ったんですよ。
囚人たちが船を引っ張りながら、労働のつらさを歌ったりするシーン。

タモリの嫌いなミュージカルの、突然歌い出しちゃうみたいな、
なんというかこう、気恥ずかしさみたいなのを感じちゃって、
やっぱり舞台でないとダメなのかな~と思っていたんです。
そういやオペラ座の怪人は、舞台がオペラ座だったから
違和感がなかったのかな、とか。

でも、ジャン・バルジャンが教会から銀の食器を盗み、
神父様から許され、自分の罪を悔いる場面。
もう、しょっぱなから感動モノでした。

登場人物の心の動きを表現するには、
言葉と音楽で思いっきり内心を表現できるミュージカルに
勝るものはありませんね。

特にジャベール。
『自分は正義』であることをこれっぽっちも疑わず、
執拗にジャン・バルジャンを追い続けた彼が、
最後の最後に自分の正義に疑問を持ち、自死する場面。

原作や普通の映画でも胸にぐっと来るものはあるのですが、
ミュージカルでは、圧倒的なまでの歌声と音楽で盛り上げてくれます。

(余談ですが、ある先生は小学校高学年の子を受け持つと、
 数ヶ月かけてレ・ミゼラブルを読み聞かせるそうです。
 ジャベールがセーヌ川に飛び込むシーンでは、
 子供たちは水を打ったように静まりかえって聞き入るそうです)

また、ミュージカルでは、同じテーマの音楽、
同じフレーズの言葉を繰り返し使用することで、
登場人物の心の襞や心情を表現します。

今回気づいたのは、ジャン・バルジャンがマリウスの寝顔を眺めながら、
『神よ、彼を(無事に)家に帰してください』と、
ジャン・バルジャンの最期のとき、『私を神の御許にいざなってください』が、
同じ”bling me(him) home”だったこと。

こういう使い方があるから、原語で聞きたいんですよね。

映画は最高だったので、DVDが発売されたら早速買おうと思います。
それに、やっぱり舞台でも観てみたいので、3年後のイギリス旅行を目指して
貯金を始めることにしましたw

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